まず土地を手に入れました。しばらく別荘として使って、いずれは永住する「退職してからの老後の家」を建てることにしました。
こちらの希望を伝え、建築士さんからプランが届きました。うーん、おしゃれな家なのですが、どう考えても使い勝手が良くなさそう。それで本屋に行って何か参考になるものはないかと探したところ「福祉住環境コーディネーター」の教本を見つけました。これで勉強すればいいんだ!」と早速3級の本を買ってみました。せっかくなら試験を受けてみようと思い、見事合格😀 次に2級の本を買って勉強、また合格😀 1級は無理だと諦めましたが、なんとなくこういう家がいい、というイメージが浮かんできました。
家はできるだけシンプルな形にすることにしました。こだわったのは、
バリアフリー
車椅子になった時のことを考え、玄関が広いこと
車椅子の方向転換を考えて玄関ホールが広いこと
ドアは車椅子や杖を使っても開閉しやすいように一階は全て開き戸
2階にも部屋はあるが、そちらを使わなくても1階だけで生活できるようにする
トイレもお風呂も広め
ネットで自分で間取りができるサイトを見つけ、そこでいくつか候補を作り、あとは建築士さんがうまくまとめてくれ、気に入った間取りが決まりました。照明器具や壁紙やカーテンを決め、またユニットバスやトイレ、キッチンカウンターなどいろいろと決めました。
出来上がった家は使いやすくとても気に入っています。建ててからのこだわりは、家具は低く少なめにすること。テレビは壁に取り付けました。
去年今年と2回続けて大きな地震がありました。去年の時のキャビネットの扉が開いて(開かないようにしてあったはずですが、接着剤が弱かったらしく開いてしまいました)ワイングラスがいくつか割れたのと、地震の時に開かないという食器棚は開けた時に上の棚のものが落ちて割れてしまったものがありました。これは棚と扉に10センチほどの隙間があったためでした。メーカーに幅の広い棚はないかと問い合わせましたが、ないとのこと。夫がなんとか10センチの板を入れることに成功し、2回目の地震のときは扉をそおっと開け、落ちるものがないか確認をしたので大丈夫でした。
去年の地震ではエッグコドラーはほとんどが下に落ちてしまいましたが、もともと調理に使うものなので丈夫にできているので割れたものはありませんでした。それでも次に備えて、全部の棚の前に細い釣り糸を張り巡らせました。2度目は一つも落ちませんでした。
ひとつ気づいたのは2度目の地震の時に、リビングのテーブルの上に置いてあったワイングラスは落ちなかったのです。壁に取り付けたテレビは金具が動いて曲がっていました。冷蔵庫も地震のときは少し前に出ていました。つまり壁が揺れるので、壁についているものは大きく揺れるということです。可能であれば、家具は壁から少し離しておけば良いのかと思いました。
去年の地震である程度わかってきたので対策をしたせいか、2度目は壊れたものはありませんでしたが、それでも地震は怖いです。家が壊れなかっただけでも良かったと思います。
窓ガラスは3重にしたので、窓を閉めていると家の中の音は外には漏れず、外の音もあまり聞こえません。ただ玄関ベルが急に鳴ってびっくり、とか郵便屋さんがポストに手紙を入れてくれた時など気づきません。それでセキュリティカメラを取り付けることにしました・
実は家を建てた時につけてもらったのですが、古いモデルで本体の音がうるさいのと、画質があまり良くなかったのでほとんど使っていませんでした。ただカメラ用の電源をつけてもらっていたのは良かったです。新しく家を建てる場合、外にも防水タイプのコンセントをつけておくことをおすすめします。
まず玄関の外のみで試してみて、良かったら他にもつけるつもりでひとつ購入しました。ここでのこだわりはスマホでチェックできるもので高くないもの、夜でも画質が良いもの、でした。
レビューを調べて選んだのが TP-LinkのC320WS です。
結果は大満足。設定も簡単、動きがあるとスマホに通知してくれるし、マイクで玄関にいる人と話すこともできます。配達の方に「玄関に置いておいてください」とも言えます。すぐに家に帰れなくても、誰かが荷物を盗もうとしたら通知がくるので安心です。この価格でこの機能はすごいと思いました。耐久性はまだわかりませんが、長く使えることを祈っています。あと2つ購入するつもりです。
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